JNLA登録試験事業者としての登録範囲変更

既にご存知の人も多いと思われますが、手動車椅子のJIS規格が、2016年に変更されました。

(JIS T9201:2006 → JIS T9201:2016 )

細かいところを言えば、JIS上の公式な表記が「車いす」から「車椅子」に変わったりしましたし、JISなので勿論、製品試験の試験項目も変更・追加されています。

以前までの手動車椅子のJISの試験項目は、大きく分けて10.1 、10.2(機能試験、強度・耐久性試験)の2種類だったものが、10.1~10.4(機能に関する試験、強度に関する試験、耐衝撃性に関する試験、耐久性に関する試験)の4種類に細分化、追加されました。

 

内容も、標準形と座位変換形(ティルト・リクライニング機能のあるもの)で細かく分かれたり、キャスタアップ試験等が新規に追加されたりしました。

 

 

 

話をタイトルに戻しましょう。

JASPECは2008年以降、工業標準化法試験事業者登録制度(JNLA)に登録している「JNLA登録試験事業者」として、福祉用具の試験を行ってまいりました。

そして、それに登録している試験方法の区分が、「 車いす機能試験 」「車いす強度・耐久性試験」(その試験方法規格が手動車椅子のT9201 10.1~10.4)ということになります。

つまり、試験のご依頼者様より希望があれば、登録している“JISに基づいた手動車椅子の製品試験”についての試験成績書を、「普通の試験成績書」ではなく「JNLA標章付試験成績書」として発行してきたというわけです。

⇒ JNLAとは

これまでも、手動車椅子のJIS規格に基づく試験が可能な試験所として登録してきていましたが、しばらくの間はJNLA制度の方が、改正したJISの内容への対応に時間がかかっていたため、「試験方法としては従来(JIS T9201:2006)と変更がない項目だけなら、改正後のJIS試験の内容でもJNLA標章付の試験成績書を出してもいいよ」という、少しややこしい状態でした。

そして、この度JNLA制度が、改正した手動車椅子のJIS(JIS T9201:2016 )すべての内容に対応されました。

また我々JASPECも、工業標準化法試験事業者登録制度(JNLA)での試験方法区分について、JIS T9201:2016の全ての試験項目への対応が認められ、平成29年11月21日付で登録内容の変更が承認されました。

これで、やっと手動車椅子のJIS規格試験の全ての試験項目に対して、「JNLA標章付試験成績書」を発行することが出来るようになりました。

(例えば、業界の方なら馴染みの深い「走行耐久性試験」についても、使用者体重のJNLA登録の範囲が、これまでは上限75kgだったものが、上限100㎏まで拡大されました。)

 

手動車椅子の製品試験を行われる際、ISO/IEC17025への適合の証であるJNLA標章付き試験証明書・成績書の発行をご希望される場合は、是非ともJASPECにご一報ください。

JASPECのホームページもぜひご覧ください♪

こちらをクリック↓↓

日本福祉用具評価センター(JASPEC)