公示前に

「機を見るに敏」?「小賢しい」?

「好都合な状況や時期をすばやくつかんで的確に行動するさま」を『機を見るに敏』というらしい。

「何かにつけて要領よく振る舞っているさま」を『小賢しい』というらしい。

同じような意味に感じますが、前者は肯定的、後者は否定的な意味が含まれます。

新党を立ち上げた現知事の「師匠」とも言える元総理から、彼女に対して出た言葉は、「小賢しい」でした。

 

その党から立候補するために求めている「政策協定書」なる文書が話題になっています。

「脱原発」と公言していたはずなのに、その文言はありません。さらに、「原子力規制委員会が判断した再稼働に異論を唱えるつもりはない」との矛盾発言。もう一人の元総理へ媚びただけだったのでしょうかね。

「党の公約を得るには、資金提供をすること」という表記。こんなことを堂々と言うなんて、いまどき反社会的勢力だって気を付けることですよね。

「消費税増税凍結」という美辞麗句。この国の財政をどうするのかという政策が提示されない中、どうするのでしょうかね。

最も大きな問題は、「党の公約を遵守すること」という要求だと思います。そもそも公約など現時点で出されていないのに、どうしてそれを遵守することができるのでしょうかね。にもかかわらず、公認を得たい人がたくさんいるという事実には、この国で生活する国民として首を捻らざるを得ません。

 

数々の時の新党に参画しながら結局は政権政党に戻るという経歴や、知事選に出馬する際の「劇場型」演出など、元々は「機を見るに敏」な方だったと思います。

ところが、今回は国民の「希望」よりも、自身の「野望」が見え隠れするようになってしまったように感じます。師匠にあたる元総理もそのように感じたから「小賢しい」と表現したのかもしれません。

 

目的と基準遵守

会社が「儲けないとならない」と同じように選挙は「勝たなければならない」というのは理解します。でも、会社が「儲ける」目的はその儲けを社員やその家族、株主や関与者、大げさに言えば社会に還元するためです。そして、その目的を達成するために自律のための規定・基準をつくって組織的に動きます。

JASPECも民間組織である以上、儲けないとなりません。職員の生活基盤として・福祉用具利用者への安心感提供のため・用具製造事業者や供給事業者の安全性意識高揚のために実績をつくらなければなりません。しかし、「儲けるためには何でもやる」ということはありません。そこには、定款や守るべき諸規程があり、それを遵守する範囲内で儲けるのです。

それを忘れて某自動車会社のリコールに至った経緯のように自身を律することができなくなったなら、社会はその組織を受け入れないことになります。

選挙だって、当選することや政権を握ることが目的であってはならないと思います。国民のために身を粉にして働き、国民生活を豊かにすることが目的のはずです。そして、その目的を達成するために遵守すべき基準もあります。その基準自体を見直すというのも、胡散臭い感じがします。

当選議員の「万歳!」なんて、見たくはありません。当選したその時にこそ、身も心も引き締めてもらいたいものです。

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