お盆の出来事

お施餓鬼

毎年、お盆の時季は「お施餓鬼」のために父母の眠る菩提寺に行きます。施餓鬼というのは、餓鬼道に落ちた魂や無縁仏となっているような霊に食べ物や飲み物などの供物を施すことで供養を行う仏教行事の一つです。あらゆる餓鬼や無縁仏に施しをすることで、その功徳が施主やその先祖にまで及び、それがそのまま先祖追善供養になっていく、というのが施餓鬼の意味です。施しの心と、先祖を供養することの大切さを学ぶことができます。

今年も、8月18日に法要がありました。

「檀家」である私は、お盆の入りに父母を迎えると同時に施餓鬼塔婆を申込むために寺に行き、18日には施餓鬼塔婆の受け取りと法要のために寺に行きます。本当は、16日も送るために行かないといけませんが、13日~18日連続して休むことは難しいのと、神戸→東京→埼玉という距離の関係もあり、「送り」はしないことを墓前で謝ることが多くなっています。

 

と、言うわけで今年は12日に東京の家に帰り13日に申し込み、再度17日に東京、18日に埼玉ということになりました。

菩提寺は亡父が建てた家近くにあり、寺に行くついでに今は誰も住んでいない実家を掃除するというのもお盆の恒例行事になっています。家というのは人が居住しないと、傷むというのは本当です。処分しないといけないと思いつつ、その費用の捻出ができないまま時間が過ぎてしまっています。

家が傷むのは、仕方のないことですが庭木が伸び放題では、ご近所に迷惑をかけるため、草むしりと剪定はしないとなりません。今年も、そのつもりで出かけました。特に今年は複数のハチの巣と飛び回るアシナガバチを見つけたので、その駆除もするつもりで、高枝切鋏や庭ハサミに加え、殺虫剤・長袖・長靴・白いレインコートも用意して出かけました。

 

レンタカーがパンク

単身赴任が長くなり、ほとんど乗らない東京の自家用車は今春の車検前に処分したため、これら荷物を運ぶために18日はレンタカーを借りました。

東京外環自動車道の大泉JCから東北自動車道の久喜ICまでの行程です。東北道に入り、久喜IC直前の蓮田SAで休憩後、高速本線に入ったところで、異音に気付きました。路肩に停車し、確認すると右前輪がパンクです。レンタカーがパンク??と、?マークが頭に充満しましたが、とにかくレンタカー会社に連絡。すると、「お客様は“標準コース”のため、修理は有料になります」という返事。万一の故障や事故の際に無料修理となる“安心コース”をケチって申し込まなかったのでした。スペアタイヤが積んであったので、自分でタイヤ交換しようかとも思いましたが、パンクは右前輪です。路肩に止めても本線をビュンビュン車が走ります。作業中の危険性を考え、有料で修理を頼むことにしました。

有料の修理も高速道路上では危険なため、最寄りのICまでレッカー移動になるとのこと。待つこと約1時間、レッカー車が到着しました。幸い目的のICが最寄ICだったので、そこで下り、近くのコンビニ駐車場まで牽引され、そこでタイヤを交換しました。レッカー移動代と交換作業代で想定外の出費となってしまいました。

 

寺に着いたときは、法要は終わっており塔婆だけが並んでいました。自分名の塔婆を持ち墓参し、その後庭木剪定を少しして、東京まで車を返した後に神戸に戻ってきたという一日でした。予定していたハチの巣駆除はできませんでした。

導き

この話をFBに投稿したところ、大学時代の友人で曹洞宗のお寺さんに嫁いだ友人から「イイネ」とともに投稿をいただきました。

「うちのお寺もお施餓鬼でした。お塔婆を申し込まれても法要に来ていただけない方が多くなりました。それらお塔婆は私たちが運びます。うちのお墓は山の上にあるので、家族総出で複数のお塔婆を抱え山道を何往復もします。スーちゃん(私の学生時代のあだ名)は、ちゃんと墓参もしたのだからご両親も喜んでいると思います。ハチの巣退治は、ご両親が『しなくていいよ』と仰っているのでしょう」

なるほど!

もし、ハチの巣を退治していたらハチの総攻撃に遭い大けがしていたかもしれません。それに、すべての霊を供養する日に殺生はしてはいけないという、導きだったのかもしれません。

 

それにしても、塔婆を受けとりに来ない方がいる事、それら塔婆はお寺さんがそれぞれの墓に供えに行く事を初めて知りました。

 

想定外のことが起きると、頼りになるのはお金であることは間違いありません。でも、なんでもお金で解決するとかではなく、年に一度くらいご先祖様と心を通わせあうことが大事です。同じように合理的と称するお金を払うサービスばかりを手段とするのではなく、人に会って話すというアナログ的な手段でコミュニケーションをとることもまた大事と、考えた今年のお盆でした。

 

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