花火

ハレ姿

今年も花火の季節がやってきました。

神戸でも8月第一土曜日に花火大会があります。毎年、その日は誰もいないJASPECの屋上に登り、主役の花火をポートライナーに遮られながらも、缶ビール片手に楽しむことにしています。

しかし、今年は大阪で用事があり、その楽しみを見送りました。

その日は、大阪でも花火大会があったようで、帰社する電車内には浴衣姿のカップルがたくさんいて、余韻に浸っているようでした。

 

そのカップル達を見ながら、おじさんは思いました。

「浴衣が似合わねぇ!」と。

特に若い男性の浴衣姿は、とてもだらしなく感じました。

最近の若い男性の間では、洋装でもパンツを大転子くらいまで下ろし、下着が見える穿き方をするのが流行っているようで、そうした姿を見よく見かけます。

流行りのファッションということで、それは百歩譲って認めましょう。でも、浴衣の前をはだけて電車の椅子に座り足を組む姿は、いただけません。

そもそも、浴衣を着るには体型が細すぎるのではないでしょうか。着崩れして、芸能人の貧相代表としてよく扱われている「Mr.オクレ」のような若者ばかりという印象です。

 

年中、着るものではないので、着こなし方も知らないのはわからないでもありません。それでも、彼女とともに行く花火大会では、粋な姿を見せて欲しいものです。

 

文化

年中着るものではない、つまりハレの日(祭りやお正月・お盆などの年中行事や冠婚葬祭の時=非日常)に着るものは、「晴れ着」と言います。そして、その恰好をしたハレの日の立ち居振る舞いを「晴れ姿」と言います。つまり、「ハレ」の日には日常から抜けだして、特別な一日を過ごすのです。

これに対して、日常のことを「ケ」と言います。日常生活がうまくいかなることを「ケ枯れ(けがれ)」と昔の人は言いました。日常生活がうまくいかない=病気や死の時です。そして、そのうまくいかないことを「ケ枯れ」→「穢れ」と言いあらわし忌み嫌い、それをとりはらうために「お祓い」としたとのことです。

 

さて、浴衣ですが男女ともに左前に着ている姿も見受けました。左前とは、左の襟を身体に中て右の襟をその上に重ねる着方です。男性の洋服は右にボタンがあり、女性のそれは左にあるため、和装も男女逆と思われがちですが、和装は男女とも右前です。つまり右手が懐にスッと入るように着るのが正解です。逆は死装束=穢れになります。

 

卒業式に和装し、袴の下には短ブーツを穿くなど、ファッションは時の流れにより変わっていくものということも理解していますが、昔から伝わってきたことは文化だと思います。

 

年1回の花火大会という「ハレ」の日に「晴れ着」を着るのも、文化なのですから、その着方も伝わってきた文化どおりにして、子供たちに伝えていくことも大人の役割だと思いませんか。

 

鯔背(いなせ)

そして、その姿を見た時「おおっ!いなせな兄ちゃんだな」と感じられるように、おじさんみたいにもう少しお腹もポッコリした方がいいと思いますよ。

ただし、胸を張って姿勢はよくしてくださいね。

だって、○○ザップのCMに出てくる体験前のタレントさんの姿は、皆、悪い姿勢です。姿勢をよくするだけで、体験後の体形に半分くらい近づくのではないかと、姿勢をよくした自らを鏡に映して思うおじさんでした(笑)。

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