「Qの仕事②」

2017年8月4日

 

どうも。JASPECの品質保証、品質管理担当Qです。

 

さて、前回書いたブログで私、Qが品質保証や品質管理の仕事をしていることを書きましたが、その中の品質管理について少し紹介してみたいと思います。

 

われわれJASPECは「試験所」なのですが、試験を依頼されたお客様に渡す製品は、試験結果を報告する「試験報告書」です。

もちろん、お客様が本質的に求めているものは「試験」という専門サービスになるわけですが、実際にお客様の手渡すものは「報告書」になるわけです。

 

 

そのため、どれだけ試験そのものを正確に行ったとしても

「別の試験品と取り違えて結果を書いている」

「字が汚くて、読み取れない」

「結果について、お客様に誤解を与えてしまう」

等の問題があると全て台無しになってしまいます。

そこで、JASPECの品質管理業務の1つとして製品検査を行っています。

 

実は、試験所に関する国際規格ISO/IEC 17025(試験所及び校正機関の能力に関する一般要求事項)の中にも、「試験報告書にはこういう事項を書いて顧客に報告しなさい」という規定があるんです。

 

また、JASPECは登録試験所としてJNLA(工業標準化法試験事業者登録制度)に登録している関係上、工業標準化法とその関係省令に従う必要がありますが、その省令にも「少なくともこの事項は書いてね」という規定があるので、そこが抜けていると法令違反ということにもなりかねません。

 

さて、その報告書(証明書)に書かなければならない項目としては、

  • 試験証明書の発行番号、頁および発行年月日
  • 試験を行った鉱工業品の名称、識別、特徴および状態
  • 試験の方法および付随情報、その方法が定められているJIS規格の番号
  • 試験によって得られた値
  • 証明書を発行する者の氏名または名称、住所、証明書発行業務を執行する役員等の役職名、氏名または名称等

などが定められています。

例えば、試験を行ったモノの名称・識別・特徴などをなぜ記録するのかというと、「別の試験品と取り違えて結果を書く」ということを防ぐためです。

ほんとに最低限のレベルの話ですが、品質の維持のために、こういった記載が報告書から抜け落ちていないか確認を行っています。

皆さんにお渡しする報告書に書く内容は、規格や法令で決まっている部分もあるということなんですね。

(お客様からのご要望があれば必要な情報を追加することもできる場合がありますので、お気軽にお問い合わせください。)

 

JASPECが作成できる報告書にはいくつか種類がありますが、それについては、また別の機会にでもご紹介していきたいと思います。

今後ともJASPECブログをよろしくお願いいたします。 (Q)

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