『ごすじん大好きポンタ太の憂鬱』

うちには、3月生まれの柴犬がいます。

「わが子が一番かわいい」という決まり文句がありますが、例に漏れず、その通りだと思っている親バカです。

 

先日、サイトの広告に、電撃ツイッターマガジン『ごすじん大好きポンタ太の憂鬱』という四コマ漫画の紹介がありました。犬を飼っている人にとっては、ごく普通の日常であろう内容なのですが、本屋さんに行って、即購入してしまいました。

実際に、我が家にペットがいない状態であっても、動物好きなので、「犬ってそういう仕草をするよね」という、いわばわかりきった内容です。漫画としてはキャラ顔とリアル顔とのギャップで楽しむくらいで、特別に新しく知る知識があるわけではありません。

 

でも、今は実際に飼っているので、プラスオンとして、実際にペットに接している時に、この漫画のセリフをアテレコしてしまうわけです。

 

リアルな我が家のシチュエーションに、漫画セリフをアテレコしたとたんに、爆笑してしまうという今日この頃。

 

このシステムは、「共感」無しには語れません。

感情を共有できると、話はとてもスムーズになるというのは、「営業セミナー」でも常に説明していましたが、仕事以外でこんなにもそれを感じたのは初めてでした。

 

福祉用具専門相談員自身は、顧客である高齢者や障害者と「共感」を得たくても、実際には「理解」はできても「共感」は難しいと思っています。

若いひとに「高齢者の気持ちになれ」と言っても、高齢者になったことは無いはずなので、体験した事がないことを本当に「共感」するのは難しいでしょうし、「麻痺」したことがない人に「麻痺している生活を想像しろ」といっても、やはり「共感」は難しいでしょう。

 

だからこそ、様々な知識を持ち、様々なシチュエーションを組合せ、色々な角度から見れるようにしなければ、その人の気持ちになって考えることは難しいと思います。

 

セミナーは、同じテーマのセミナーを違う講師で聴くと、内容へのアプローチの仕方や設定したシチュエーションによって、話の切り口が違うことが多々あります。

中途半端な知識や古い常識を講義で話している講師がいることも事実なので、受けたセミナーの内容全てが正しいわけではなく、真偽を見定めることは必要です。

 

講師の内容に共感できたから正しいというわけでもないこともあるので、実際は受講した後で、その内容を再度調べ直し、真偽を確かめるという作業をお勧めします。

調べ直す時は、同じ内容を複数の対象で確認する必要があります。

 

例えば、「手すりの太さは直径35㎜が基本です」という内容を調べると、どこをみてもその内容を否定する文献はないでしょう。

しかし、よりしっかり握らなければならない「浴室用の手すりは直径28㎜が多い」ことに気付けば、より危険度の高い水廻りで高齢者がしっかり持つための手すりの太さは、一般的な35㎜よりも少し細い28㎜の方がしっかり握りやすいことに思い至るでしょうし、木製手すりを細くすれば強度が足りなくなることや、強度がある鋼製手すりでも、細すぎると倒れるときに握り込んだ指が痛くなることにも思い至るのではないでしょうか。

であれば、廊下に施工する木製手すりも、商品として存在する直径32㎜という少しでも細いタイプを使用した方が良いだろうという考えや、ブラケット(手すりを固定する金具)同士の距離が広いと、手すりがたわむので、強度の高い35㎜を使うべきだろうとか、ブラケット距離を狭めれば細い手すりが使えるが、この壁のこの部分にはブラケットを施工できるのだろうかとか・・・

 

福祉用具専門相談員に限った話ではないのでしょうが、何かの得た知識は、その一つの事から類似するものも含めて調べて、さらに「考える」という行為が非常に重要です。ここに説明する相手が「共感」を感じてもらえるように、自分が「理解」した知識に基づいた説明が入れば、福祉用具専門相談員としての説明スキルは満点だと言えるのではないかと思います。

 

みなさん、こんな話に思い至れる『ごすじん大好きポンタ太の憂鬱』を買いましょう。

※間違いなく「冗談」ですので、ご注意ください(笑)

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