熱中症

空き家の管理

亡父が建てた実家の隣家から連絡がありました。

「庭の雑草と木枝がすごいことになっているので、処理に来て欲しい」

実家は埼玉にあり、父・母が亡くなって以降は「空き家」になっています。東京の家に帰る際に、ときどき様子は見に行っていましたが、このところ忙しさにかまけて帰京もしていなかった中、突然の連絡でした。

今年、観測史上最高気温を記録した熊谷の近くにある実家での処理作業に、多少の不安はありましたが、近所の迷惑になっているのなら早く処理しないといけないと思い、会議で上京した機会に一日だけ休暇を取り処理をしてきました。

実家に着くと、隣家はリフォームの最中。実家は、隣家が言うほど荒れ果ててはいなかったものの、自分の家を新しくするので、少しでも環境を良くしたいと考えたことが連絡してきた理由だと思いました。

9時、作業開始。その時点で気温は35℃を超えていました。

雑草を処理し、伸びた木枝を伐採。矢鱈にアシナガバチが飛んでいます。よく見ると、生い茂った木枝の中に大きな巣がありました。ハチ退治もしないと、またクレームがつくので殺虫剤を求めて近くのホームセンターへ。その際、それまで被っていた帽子とタオルを取ったのが、間違いのもとでした。

殺虫剤を散布し、ハチの巣を撤去し終えた頃から、風呂でのぼせたような感じになりました。もはや立っていられないくらいでした。

作業を一旦休止し、実家の中に。しかし、空き家である実家には電気も水道も通っていません。呼吸が荒くなり、こりゃダメだと思ったので、エアコンを効かせた車の中で、しばし横になっていました。

ああ、これが熱中症か・・・と思いながら、横になっていると腕の一部がプツプツと冷たい感覚になりました。水分を摂ろうと、用意してきたペットボトルを持とうとすると手が震えてうまく持てません。とにかく体を冷やすことだけを考え、車中でエアコンの風を最強にしてじっとしていました。ようやく、のぼせた感じもなくなり、身体中から汗が噴き出てきて気分もよくなり始めたので、タオルを近くの川の水に濡らし首に巻いてまたしばらくじっとしてから、作業を再開しました。

 

報道の矛盾

その時の状態が果たして熱中症だったのかは不明ですが、熱が身体にこもり気分が悪くなったのは事実です。

その日の朝には、「熱中症に注意して下さい」と、涼しそうなスタジオでスーツを着たアナウンサーが喋ってました。アナウンサーが汗をかき、ノーネクタイで注意を促していたら、もっと警戒して、保冷剤なども持って行ったのにと、人のせいにする自分がいます。

人のせいにするのではなく、とにかく今年の夏の暑さを甘く見てはいけないという事を実感した一日でした。

ニュースでは「命の危険がある暑さ」とも言います。また「室内でも危険なので惜しむことなくエアコンをつけてください」とも言います。

もっともなことです。命の危険の前には、電気代の節約などするものではありません。

しかし、例年報道される「夏の電力不足」はどうなったのでしょうか。今夏の電力は不足してないのでしょうか。それとも電力供給が自由化されたから、余分のある事業者から調達しているのでしょうか。

また「水不足」はどうなのでしょうか。大きな被害をもたらした大雨があったから、今年は「水不足」もないのでしょうか。

 

猛暑が続く毎日です。まずは、命を守るようにしましょう。それは第一です。

ただ、事実を知ることは重要です。そうでなければ、かつて偏った報道によって、間違った時代に進んだ時と同じです。

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