車椅子で自走するとき

セミナーで、同じ車椅子と同じ体格であるにも関わらず、軽く操作できる人と、出来ない人の差の話をすることがあります。

答えを言っちゃうと、「座位姿勢の違い」で差が出るということなのですが、同じ姿勢でも漕ぎやすい人と漕ぎにくい人がいるという話まですることは、あまりありませんでした。

理由は、「操作の違いの答えが『座位姿勢の違い』という解答が出ない人」に、後者の説明をすると、混乱する可能性があるからです。

 

後者の回答は、肩甲骨が自由に動かせる(動かしやすい)人か、固まっている人かという違いです。

人体構造として、肩甲骨がしっかり動く人は、上肢の動く可動範囲が広いということなので、当然ながら、ハンドリムを回すために届く範囲が広いということになります。

結果として、車椅子の操作が行いやすいということになります。

自走式車椅子のバックサポートのパイプ(背折れする左右の縦パイプ)が途中から後方に曲がっている仕様の車椅子がありますが、あれは、この理由から、肩甲骨がパイプにあたらないようにすることで、駆動輪が回しやすくなるという、自走する人にとっては優れものなんです。

 

私の肩甲骨周辺の筋肉は、打撃系の動きをしてきたこともあり、一般人に比べてかなり柔らかかったのですが、ここ数年、背中の後ろで手が組めないという、ガチガチ状態になってました。

肩&首がガチガチで、肩こりに悩むようになり、辛いと感じていたのですが、自分が車椅子を自走させるようになるかどうかはさておき、今の自分の打撃能力が衰えているんだということと肩こりが、頭の中でイコールで繋がったときのショックは、かなりの打撃をくらいました。

 

で、教えてもらった、肩甲骨周辺のセルフリハビリです。

漢字の「出」の上半分のように、腕を肩の高さまで水平に上げて、肘を曲げて地面に垂直にします。

その状態で、外側を向いている手の甲を内側に回転させます。

これだけでも、柔軟性リハにはなるのですが、痛み等がなければ、そのまま腕を万歳状態にまで真っ直ぐ上げて、手の甲を頭の上で合せる。これがかなり効きます。

 

うちの職員にさせたところ、腕が左右対称に上らず、利き手の右手が曲り、アルファベットのDの状態になる者がいました。

やっぱり、利き手側が固くなっているんだなぁと、納得しました。

 

肩こりにお悩みの方、是非お試し下さい。

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