車椅子での腹圧

車いす安全整備士に合格したPTさんに、その養成講座以降、医療面のプロとして、色々質問に答えてもらっている最近の私。

 

JASPECで行っている、ほっとデスク年間定例セミナーの講義中で、ひっきりなしに出てくるキーワードに、「腹圧」という単語があります。

 

腹圧がかかることで、心肺機能の低下、栄養補給の阻害など、百害あって一利なしという講義を散々しているのですが、医療関係者が腹圧について問題視していないのはなぜなのだろうという話題が出ました。

 

目からウロコの一言が!!!

「腹圧」って必要ですよね?

 

ビックリしましたが、よくよく聴いてみると、

「上半身が屈曲せずに立位状態であるためには、背筋だけでなく腹筋の力も必要で、腹筋に力が入るってことは、腹圧がかからないと上半身の姿勢を保てないでしょ。」

とのこと。

 

そりゃ、そうですよね。人体上半身ってラグビーボールによく例えられてて、前面背面が均等に張ってなきゃ崩れてしまうってのは、基本的な人体工学上の知識です。

 

知ってるはずなのに、高齢者の身体特性で、骨盤後傾と座位の上半身の姿勢保持と、ベッドの屈曲点と人体屈曲点の相違ばかり話していたので、必要な腹圧は大便排泄の時くらいにしか、自分が意識できていなくなってしまっていたことに、ショックを受けました。

 

速効で、今まで作成しているテキストの腹圧に関する部分を、「過剰な腹圧」に追記修正しました。

今までの、私の講義を聴いてきた皆様。屈曲点での問題点を説明しているので、間違った認識をされている人はいないはずですが、テキストを大事に持っていてくれるなら、その部分に「過剰な」を追記しといて下さいませ。

 

専門職と話をしていると、何気ない会話も含めて、自分のスキルアップができてありがたいですね。

私も、引き続き、専門職だと胸を張っていられるように、知識の吸収を続けます。

「~って知ってる?」とか、「~ってどういう事?」って福祉用具に関わる質問、「人体・用具・環境・制度」、ドンドン下さい。

全部対応できる自分でいられるように、がんばりま~す。

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